音楽フェス「BAYCAMP202202」の2年ぶりの開催が発表されています。
BAYCAMP 公式サイト より引用
2年ぶり開催となるオールナイトの冬のBAYCAMP。早くも出演アーティスト第1弾を発表させていたたきます。
首都圏では貴重な冬フェス、しかもオールナイトでの開催です。
今回はこの音楽フェス「BAYCAMP」の魅力について紹介したいと思います。
BAYCAMP(ベイキャンプ)とは?
BAYCAMPは神奈川県川崎市を舞台に2011年から開催されている音楽フェスです。
首都圏ほぼ唯一のオールナイトでの開催の貴重なフェスです。
さらに特徴的なのは、「夏」と「冬」に趣向を変えて2回開催されることです。
夏のBAYCAMPは例年9月に川崎市の人工島にある「川崎市東扇島東公園」を会場に行われる野外フェス形式。

一方で冬のBAYCAMPは例年2月に川崎駅近くの「川崎CLUB CITTA’&A’TTIC」で行われる室内フェス形式。
まさに夏と冬で「二度美味しく」楽しむことができる音楽フェスです。
コロナ禍のBAYCAMP
他の音楽フェス同様に、BAYCAMPもコロナ禍の影響をモロに受けてしまいました。
2020年の冬こそ国内のコロナ禍のギリギリ寸前で開催できましたが、
それ以降の夏のBAYCAMPは野外での開催を断念。
規模を絞って室内会場での「BAYCAMP “DOORS”」としての開催でなんとか窮地をしのぎます。
2021年の冬のBAYCAMPもコロナ感染第3波の真っただ中であったため開催が見送りとなりました。
そして今回、新型コロナ感染の一時鎮静化を受けて実に2年ぶり冬の開催がアナウンスされたわけです。
思い立ったその日にも行ける気軽な音楽フェス
音楽フェスへの参戦といえば、何か月も前からホテルや交通機関を予約する手間が大変です。
しかし、BAYCAMPはそんな心配はいりません!
なにしろ会場は川崎市なので首都圏在住の方なら電車で簡単にアクセスできます。
特に冬のBAYCAMPの会場である「川崎CLUB CITTA’&A’TTIC」は川崎駅からわずか徒歩5分です。

しかも開催は土曜日午後から日曜日明け方にかけてのオールナイトなので、
その日に思い立ってフラッと電車に揺られて参戦するなんてこともできてしまいます。
ちなみに私の友人には開催の当日に思い立って、福岡から飛行機に飛び乗って冬のBAYCAMPに参戦した強者がいます。
ただし、チケットについては参戦が決まり次第、事前に前売りで購入しておいた方がよいです!
意外なタイミングでソールドアウトになって涙をのむことがあります。
私は2014年の夏のBAYCAMPに行くつもりで、チケットは当日購入でもいいやと呑気でいたら、
見事に直前ソールドアウトして参戦できなかった苦い経験があります。
通好みの出演者ラインナップ
BAYCAMPのもうひとつの特徴としては、実に「通好み」の出演者ラインナップが挙げられます。
超有名どころのアーティストのネームバリューのみに頼るというよりも、
音楽ファンたちが「やるじゃないか!」「そう来たか!」と唸るような絶妙なラインナップを並べてきます。
例えば、私が実際に参戦したことがある2015年夏のラインナップから一部を抜粋して紹介すると…
夜の本気ダンス / SPECIAL OTHERS / KEMURI / TRICERATOPS /
[Alexandros] / the pillows / ストレイテナー /
神聖かまってちゃん / the telephones / キュウソネコカミ /
Czecho No Republic / きのこ帝国 / SHISHAMO / group_inou /
スチャダラパー / Awesome City Club / 忘れらんねえよ /
水曜日のカンパネラ / ねごと / あらかじめ決められた恋人たちへ /
カジヒデキ / LUCKY TAPES / Yogee New Waves
どうですか?このメンツが電車1本で行ける川崎で見られたのだから大満足でした。
今回の冬開催についてはすでに第1弾のラインナップが発表されています。
個人的に注目しているのは新体制となった「水曜日のカンパネラ」です。
2021年9月にオリジナルメンバーであった主演・歌唱担当コムアイが脱退。
二代目として詩羽の加入が発表されたばかりです。
現時点では新体制でのライブパフォーマンスはほとんど披露されていないため、
この冬のBAYCAMPがフェスとしてはほぼ初披露に近い形になることが予想され、貴重な機会になりそうです。
まとめ
新たな変異株の広がりが報道されるなど、新型コロナの脅威はまだまだ予断を許しません。
2021年末から年明けにかけては感染の第6波の到来も予想されています。
無事に開催されてほしいが、決して無理はしてほしくはないという気持ちもあります。
今はただ、感染予防対策に万全を期しながら状況の推移を冷静に見守ることしかできません。

とにかく2022年の国内の音楽フェスの先陣を切るイベントとして開催の成功を祈るばかりです。
そして今度こそ夏の東扇島での野外フェスとしての開催へとつなげてほしいと思います。