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【radiko】格安SIMなら地方でも東京のラジオが聴ける

「地方からでも東京のラジオを聴こう!」(背景は棚の上に置かれた黒いラジオ) 身軽な生活
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我が家では、格安SIM(MVNO)をモバイルルーターに入れて、固定回線代わりにしてネット生活を送っています。

このおかげで、毎月のネット料金的にはかなりお得になるのですが、実は格安SIMにはそれ以外にも「隠れた」お得な点があります。

それは、「地方在住なのにradikoで東京エリアのラジオが聴ける」ということです!

しかも、radikoプレミアムなどの課金サービスを追加しなくても、そのまま聴けてしまいます

今回は、格安SIMを使って地方から東京エリアのラジオを聴くという、便利でお得な方法について皆様にご紹介します。

「格安SIM+パソコン」で東京のラジオが聴ける

木の机の上に置かれたシルバーのノートパソコン
「パソコンでradikoを聴く」というのが、今回のポイントです!

地方在住なのに、なぜか東京のラジオが聴けてしまう!

私が使用している格安SIM(MVNO)は「mineo」です。
これをモバイルルーターに入れて、そこからwifiの形でネット接続して毎日使っています。

パソコンで作業をする際、radikoでラジオをBGM代わりに流しながらということが多いのですが、ブラウザradikoのホームページを開くと…

なんとエリア判定は「東京(TOKYO)なのです!!

エリア判定が「TOKYO」を示す表示(赤枠内にTOKYOを強調)
地方在住なのに、エリア判定はバッチリ「TOKYO」です!

え!? 私は東京とは全く関係のない、地方在住民なんですが…

本来ならば、私の住む地域からでは、オプションの課金サービスである「radikoプレミアムに加入しないと、東京エリアのラジオをradikoで聴くことはできない「はず」なのです。

しかし、おかげさまで、本来の無料サービスのまま、毎日東京エリアのラジオ番組を楽しませてもらっています。

東京のラジオが聴けることのメリット

東京エリアのラジオが聴けるとお得でありがたい点は、単に「東京」の局だけでなく、周辺の「千葉」「埼玉」「神奈川」、さらに「茨城」といった首都圏のラジオ局を「一網打尽」にできることです!

これで、地方局だけの場合とは違って、聴きたいラジオ局やラジオ番組の「幅」がグッと広がります

ちなみに、個人的なお気に入りのラジオ局は「interfm」や「bayfm」だったりします。

radikoのエリア判定の「仕様の違い」が生んだ幸運

どうしてこんなラッキーなことになるのかというと、理由は大きく2つあります。

① 格安SIMのIPアドレス

docomoやauなどのいわゆるキャリア通信会社は、各地に独自の基地局を持っているため、ネット通信ではその地域に則した細かなIPアドレスが割り振られます。

一方で、回線を「間借り」しているだけの格安SIM(MVNO)では、細かな独自のIPアドレスを割り振れないためか、IPアドレスを会社の本拠地に設定することが多いようなのです。

そして、その本拠地の大半が「東京」なワケです。

そのおかげで、格安SIM利用者の多くは、全国どこからネット接続しても、システム上は東京から接続している形になることが多いのです。

※もちろん、格安SIM(MVNO)の会社によっては、接続の本拠地が東京でない場合もあるので、すべてが東京というわけではありません。
ちなみに、私が利用している「mineo」は以前は大阪が本拠地でした。

② パソコンでradikoを聴くこと

radikoの接続とエリア判定は、スマホとパソコンでは異なるやり方をしています。

スマホの場合
  • 接続】 専用の「radikoアプリ」を経由
  • エリア判定】 スマホの「位置情報」(GPS、基地局)を利用
パソコンの場合
  • 接続】 パソコンの「ブラウザ」を経由
  • エリア判定】 ネット回線の「IPアドレスを利用

スマホでは、とにかく「その端末が今どこにあるのか」という点にこだわって厳密にエリア判定がなされますが、パソコンの場合はその辺が緩くて、「どの回線を使っているか」だけでざっくりと判定されるのです。

私の場合、①の「格安SIM」利用②の「パソコンで聴取」の条件に意図せずして合致していたため、地方在住ながらも、東京のラジオを聴けるという恩恵にあずかったのでした。

また、私のようにモバイルルーターを使用せずに、格安SIMをスマホに入れて使用している方でも、スマホから「テザリング」で電波を飛ばして、それをパソコンで受信してブラウザでradikoを開けば、同じように東京エリアのラジオが聴けるようです。

たまにエリア判定がバグることもありますが…

エリア判定がバグっても慌てない、慌てない

ただし、ごくたま~にですが、私の環境ではパソコンのブラウザでradikoを聴こうとすると、エリア判定がいつもの「東京」ではなく、なぜか「大阪」になってしまうことがあります。

私の場合の頻度としては、50回に1回くらいと本当に稀なので、「じゃあ今日はFM802でも聴いてみようか」と気分転換にもなったりして、これはこれで面白いのですが、どうしても聴きたい東京エリアの番組の放送直前にこの現象が発生することもあります。

そんな場合は、慌てず騒がず「wifiルーターのスイッチをいったんOFFにして電源を入れ直す」ことでこの問題はあっさり解決してしまいます。

再びパソコンのブラウザでradikoを開いてみると、大体の場合「東京エリア」に復帰しています。

もし治っていなかったら、何回かルーターの電源をオンオフすれば、ほとんどの場合は解決します。

格安SIM会社によっては、判定バグの頻度に差があるので注意

私の場合、現在のmineoの前は別の会社の格安SIMを使用していた時期がありました。

この会社のSIMのときはエリア判定のバグがとても多くて、「今日は愛知」「今日は山形」「今日は北海道」みたいな「エリア判定日替わり状態」なこともありました。

まあ、これはこれで各地のローカルなラジオ番組が楽しめて、面白かったと言えば面白かったんですが、あまりに頻度が多いとルーターの再起動を何度も繰り返す手間がかかるので、格安SIM会社とエリア判定の「相性」には注意が必要です。

地元のラジオ局を聴きたい場合はどうするのか?

スマートフォンとイヤホン
パソコンとスマホのエリア判定は別モノなのです

東京のラジオが聴けるのはよいとして、では逆に、地元のラジオ局の番組が聴けなくなるのはある意味不便でデメリットなのでは?というお声もありそうですが、その点は大丈夫です。

スマホ」で「radikoアプリ」を立ち上げて聞けばよいのです!

先ほど示したように、スマホでのradikoのエリア判定は「位置情報」を元に行われます。

そのため、たとえ格安SIMを使用していても、スマホでradikoアプリを立ち上げると、スマホの位置情報(GPSや基地局)のデータのほうが優先されて、「radikoアプリ」としてのエリア判定は地元のラジオ局エリアになってくれるのです。

これで、パソコンで「東京エリア」スマホで「地元エリア」というradikoの「棲み分け」が、特に課金することもなくできています。

とはいえ、東京エリアのほうが、ラジオ局の数も番組の充実度も圧倒的なので、最近では地元のラジオ局をめっきり聴かなくなってしまったのは残念なところなのですが…

まとめ

ノートパソコンとスマートフォンとイヤホン
radikoをパソコンとスマホでうまく使い分けましょう

格安SIM(MVNO)を利用している方は、パソコンのブラウザでradikoを開くことによって、東京エリアのラジオを聴ける可能性があります。

この場合、radikoプレミアムなどの追加サービスに加入する必要もありません。

また、地元のラジオ局が聴きたい場合は、スマホのradikoアプリで聴くことができます。

このような格安SIMの「隠れた利点」を活用して、お得で幅広いラジオライフをお過ごしください!

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